「モズ」

こんにちは。園地スタッフです。

 

仲良しプラザの前では、おおきな花「サンパチェンス」がボンボンのように咲いています。

育てている私もびっくりする位大きくなり、育てることができて良かったなと、

しみじみ思っております。

 

 

さて、ゆとりの森には、秋になると

ちょっと変わった鳥がやってきます。

それが「モズ」です。

↑誘導灯の上でナワバリアピールしていました。

このモズ、大きさはスズメと同じくらいで

地味な色をしていて、イマイチインパクトに欠けます。

しかしなんと、他の鳥の鳴きマネが得意だったりします。

 

よく聞くことができる鳴きマネは・・・・

スズメ。見た目もなんとなく似ています。それから・・・・

 

シジュウカラの鳴きまねもします。

そういえば、シジュウカラは鳴き声の「単語」を持っていて、使い分けているとニュースにもなりましたっけ。

 

他にもヒバリ、メジロ他ものすごくレパートリーが多いそうです。

 

昔の人はモズが鳴きまねをする事を知っていて、モズは漢字で「百舌鳥」と書きます。

さあお使いのパソコンやタブレットで モズ と打って変換を!

 

ところで、どうして鳴きまねするのでしょう?実ははっきりと分からないそうです

しかも自分の鳴き声を持ってないのでは?ということもなく

あまり美しくない声で「ぎょっぎょ」と鳴きます。

 

気まぐれなヤツなのかもしれません。

 

 

これだけでも面白いモズですけども、実はもうひとつネタを持っています。

それは「はやにえ」というなんともいえない行動です。

 

実物はショッキングなのでポンチ絵で紹介します。

 

20170929150626406のサムネイル

 

 

このようになんでもかんでも串刺しにします。

実はモズは小さいくせに肉食で、どう猛です(人に対してはわきまえているのかビビリです)

そして仕留めた獲物を絵のように串刺しにすることがあるようです。

ゆとりの森でも、串刺しになった哀れなトカゲがたまにみつかります。

 

しかし、全部食べてしまえばいいのに、なぜ放置するのでしょう。

保存食にしている・・・ナワバリを示すため・・・などなど色々な説があるそうですが、

いまいちわからないそうです。

 

飽きっぽいのでしょうか。モズに聞いてみたいのですけども、

警戒心が強いためにすぐ逃げてしまいます。

 

そんな個性的なモズは、ゆとりの森では秋~冬の間、修景池の木の上や誘導灯の上で

よく鳴いています。散歩の途中、もしよろしければ探してみてください。